(株)メンバーズによるSocial Marketing本。同社は、無印良品、ANA、資生堂などを担当しており、具体例が豊富です。
ここで、エンゲージメントとは、顧客との「絆」 ソーシャルメディアを使って、いかに「のめり込み」を深めていくかが解説されています。中心となるのは、Facebookページ。「いいね!」ボタンなどのソーシャル・プラグインの自社サイトに導入。Facebook広告やチェックイン・クーポンの活用を取り上げています。ゲーミフィケーションについても触れています。
感じたことが2点。ひとつは、マス・マーケティングが遠のいていること。もうひとつは、SEOが体力勝負なところがあったのに対し、SMOは担当者の肌感覚が重要であることです。エンゲージメントを高めるコミュニケーションにしても、
- 盛り上がりやすいネタを見逃さない
- パーソナリティを感じさせる投稿
- 連投はやめる
- クエスチョン昨日の活用
- 問いかけ→対話調
と、細やかな対応が求められます。
写真投稿について、独立項目になっているのも、興味深い点です。FacebookがInstagramに1 billion 払った意味がそこにあるのではないでしょうか。企業でネット担当になった方におすすめできる1冊です。
