企業家倶楽部1月号にファーストリテーリング(9983)柳井会長のインタビューが掲載れてました。
「1兆円構想を達成し、世界のカジュアルウェア企業へ躍進する」 P.37?
これだけ成功した方なのに、企業家倶楽部のインタビューに丁寧に答えてますね。創業者ならではの苦労が、わかっているからなんでしょうか。
印象的なコメントは、以下の通りです。（太字は、私によるものです）
売上高１兆円という数値は、世界ブランドの最低ラインです。しかし、現在のファーストリテーリングは、世界のファッション産業のシェアに直すと、たった０.４％にすぎない。まだ、９９.６％のことを知らないのです。
私は目標を決める際、たいてい現在の３倍を目標に定めています。3倍は死ぬ気で努力すれば実現できるぎりぎりの範囲。１０倍の成長なんて現実感がないし、１.５倍なら外部要因の変動で達成できてしまいます。
第１世代SPAとは、80年代後半から９０年代にかけて、ベーシック、かつ単品のカジュアルウェアを販売して成長した企業を指します。GAPやリミテッドが該当するでしょう。また、９０年代後半から急行した第2世代SPAは、ZARAやH&Mといった企業を指します。彼らはトレンド性を取り入れたカジュアルファッションを、いち早く商品化し成長しました。そして現在、求められているのが第3世代SPAです。これは、「情報発信小売業」と言い換えることができます。
そして、引退後の話になり、創業者には、「商売人」、「経営者」、「投資家」と３つの段階があると喝破し、投資によって企業を成長させたいと結んでいます。
ホント、すごい経営者ですね。
では(^^)/^
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