東洋経済 2009年上半期 政治書Best 10

ランキング第1位

ランキング第1位

政治書は、今回からですかね。ぜんぜん読んでなかったです。政権交代記念で年末にかけてカバーしていこうかと。

1.首相の蹉跌

2.日米同盟の正体

2.デモクラシー以後 (エマニュエル・トッド)

これは、私にとって今年最大のヒットでした。本書も含めた著者の本をさかのぼることで、世界の家族類型が理解できます。これが、さまざまな分野の分析に役立つことに驚きました。

本書は、民主主義への影響を分析しています。もともとフランスの政治状況を分析する本なので、サルコジ批判は軽く読み飛ばすべきかと思いますが、識字率を軸として民主主義の隆盛と衰退をとらえる視点は素晴らしいと思いました。
4.民主党解剖 (産經新聞社の本)

5.政権交代論 (岩波新書)

6.1968

6.政治の精神

8.近衛文麿

8.選挙の経済学

8.吉田茂と昭和史

個人的には、2007年にご紹介した『日本の統治構造』の良さを実感した年でなかったかと思います。民主党が実現している新しいガバナンスも、飯尾先生の分析を踏まえてみていくと、よくわかります。

では。

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