【北陸紀行】富山県八尾(おわら風の盆)

氷見 富山に行ってきました。梅雨明け間近からなのか、急に土砂降りになったりする、荒っぽい天気でした。
 まず、訪れたのが気多神社。二上山の高台にあり、実に上品な神社でした。調べてみると、養老元年(717)、能登・気多大社からの分霊したとか。高岡には、こうした由緒のある建物が自然に残ってます。


 JR氷見線の越中国分?雨晴間は、海岸線に沿って趣のある列車が走っています。天気がよければ、海岸から3000m級の立山連峰を望むことができ、絶景でしょう。
Captown Rail 7月7日には、海開きになっており、海水浴客が楽しんでいました。ケープタウンの鉄道(Metrorail)を思い出しました。ここの列車は、海岸を舐めるようして喜望峰に向かい、かつ、途中の駅で降りたらすぐ砂浜という、理想的な鉄道でした(左写真)。冷房をつけずに、むしろ窓を開けて風を受けるのが楽しかったのを思い出します。
 少し先に行くと、義経岩がありました。源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという岩。ここの地名「雨晴」の由来ともなっています。
 高岡には、渡し守に怪しまれ、弁慶が義経を扇子で打って疑いを晴らした「如意の渡」もありますね。
 武田家の住宅も保存されてました。意外なところで、高岡と歴史がつながってますね。
愛の流刑地〈上〉
 今度は、一転、富山県南の八尾へ。おわら風の盆が、『愛の流刑地』の冬香のおかげで有名になってしまいました。
 風の盆が始る前の街は、本当に静かなよい街なのです。これが、本番になると、ものすごい熱気に包まれるのだとか。
 愛の流刑地は、監督鶴橋康夫、主演豊川悦司&寺島しのぶで今年冬公開(東宝)されます。八尾はどんな風に描かれるんでしょうか。

では(^^)/^

【北陸紀行】富山ラーメン 誠や 2005/12/11