日本では自転車が歩道を走ってはいけなくなるようですね。
自転車「歩道は例外」徹底へ 書き換わった国の基本方針のポイント 乗り手の責任より厳しく | 乗りものニュース
自転車の取締りが強化されるなか、その広報啓発の基礎となる「自転車安全利用五則」が書き換わりました。あいまいだった歩道の走行については、明確に「歩行者優先」の方針に。増加する自転車関連の事故を減らす具体的な数値目標も示されました。
しかし、自動運転を見据えているようには読めませんでした。自動運転に必要はなのはMaker(自動車製造業)ではなくMayor(行政)と以前、書きました。
自動運転は車の性能が上がればできるというものではなく、行政の総合力が問われます。その一例が二輪車です。もしも、道路に自動運転車だけが走るのであれば、事故の確率を低くできます。しかし、人間の運転する二輪車が出てきたとたんに、プログラムが格段に難しくなります。
郊外でよく見かける歩道と車道を分ける縁石ブロックが怖いのは、チャリ通した人ならわかると思います。自転車がよろけるたびに、自動運転の車は止まります。
オランダの自転車道が、実は、自動運転に有利なのがわかると思います。自転車道が車道と歩道を物理的に隔てているため、自動運転による接触事故を減らすことができます。
最近では、高齢の方が一人乗りEVで自転車道を走るのを見かけるようになりました。こうしたEVが、車道か歩道を走ったら、かなり危ないのですが、自転車道はちょうどいい道路になっています。
地価の高い都市部で自転車道を整備するのは難しいと思います。路線バスが赤字で、存続の危機ににあるような地方自治体は、自動運転を見据えて、道路の設計を変えてはどうでしょうか。