「MOOC」による個の学びを組織に活かす

ダイヤモンドハーバードビジネスレビューの7月号を読んでいたら、表題のエッセイがありました。

“Can MOOCs Solve Your Training Problem?”
MoniKa Hamori
HBR, January-February 2018
https://hbr.org/2018/01/can-moocs-solve-your-training-problem

2008年あたりから、登場した大規模公開オンライン講座(Massive Open Online Course、MOOC)ですが、学術的な科目に限らず、仕事に役立つ講座も充実するようになってきたのだそうです。私もいくつか見てみましたが、仕事に直結するような講座がありました。

一部のビジネスパーソンが活用しているが、

雇用者から金銭面で支援を受けたものはわずか5%、学習時間を与えられたものは8%、講座学習が勤務評定で評価された者は4%だった。p.126

講座を選べないと、意欲がわかず、広すぎると職務との関わりがなくなります。受講生の評価を活用を勧めています。

また、講座は特定の企業向けには作られていないので、企業毎に注意点が異なります。4週の講座を受けるにしても、次のようなアドバイスは確かに有益です。

一周目と二週目の内容は我々の業務と関連性が高いので、より多くの注意を払いなさい。・・・・ 小売については我々の事業ラインではないので、必ず学習しろとは言いません。p.131

受講者の感想を共有するミーティングも有益ですね。

勤務評価に受講を含んだ場合の修了率や、補助が出た場合の変化など、有益な情報がありました。

では。