【本】プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか

プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか

冨田和成 ダイヤモンド社 2017/9

シンガポールでは、ファミリーオフィスの名前をよく聞きます。プライベートバンクがどのような仕事をしているのか勉強になりました。

p.111では、貸借対照表が、個人の資産管理でも有効と述べています。

自分で金融商品を選ぶ時の手数料の目安は、p.134

売買手数料1%未満、信託報酬1.5%未満。

調べなければと思ったのが、CoCo債。

アロケーションでいえば、p.184 自宅を購入した人は、日本円の資産を十分持っているので、外貨建て100%で投資してもよいというアドバイス。外貨資産配分の目安は、BISの取引高。

  • USD 45%
  • EUR 15%
  • JPY 10%
  • GBP 5%

ハーバード流ポートフォリオは、

  • 株式 25
  • %    (個別銘柄5%、ETF20%)
  • 債券 25%  (ETF 25%)
  • オルタ(金融資産)25% (未公開株ETF 5%、ヘッジファンド型投資信託 20%)
  • オルタ(現物資産)25% (REIT15%、コモディティETF 10%)

自宅を持っている場合は、不動産投資の割合を15%からゼロにして、他を合計で15%上げる。

年に一度のリバランスというのも、参考になりました。