森岡 毅 角川書店 2014/2
USJのCMOによるマーケティング論。現場の視察、データ分析をどうPDCAしていくか、勉強になりました。
外部からの視点が重要と思わされる場面が、p.23
技術のための技術や、品質のための品質は、価値が無いと私は考えています。人の役に立つための技術であり品質のはずだからです。
一例として、海賊船の「汚し」がリアルすぎて、ゲストに不評だったことが述べられてました。
ターゲティングもしっかりしていますね。家族連れ顧客→関西以遠の顧客でした。p.26
東日本大震災の逆境を挽回する下りは、参考になります。諦めてはいけないのですね。p.58
強いアイディアを生み出す「イノベーションフレームワーク」は、p.150
- フレームワーク
- リアプライ
- ストック
- コミットメント
4番めの必死に考える姿勢に、プロを感じました。
データ(確率)に対する洞察は、ビギナーズラックの例。p.186
初心者の方が単純に確率を揚げているというのが真実です。
プロの道は、厳しいですね。 では。