【本】税金亡命

税金亡命

佐藤 弘幸 ダイヤモンド社 2016/7

国税出身者の経済小説。国境を超えて動く資金の流れを国税の視点からみることができます。国税関係の用語の勉強にはなりました。

私が、興味を持ったのは、税を通じて見えてくる国家観の違い。香港にしてみれば、富裕層をひきつけてナンボの世界ですし、日本は、豊かな人も、そうでない人も同じルールに従うべきという考え方が背景にあります。

小説としては、その世界に入り込めませんでした。勉強用ということで。