大前 研一 小学館 2016/4
大前さんの発想法の書。非常に参考になります。
11の発想法は、以下のとおり。
- Strategic Degree of Freedom
- Arbitrage
- New combination
- Cntribution to the fixed cost
- Digital Continent
- Fast-Forward
- Idle Economy
- Interpolation
- Real Time Online Case Study
- What does this all mean
- Kousou
3. 情報格差の例としては、インドの医療機関を紹介しています。
- Aravind (Tamil) 白内障治療
- Apollo Hospitals (心臓手術 成功率99.6%)
- Max India Limited. (New Delhi ) BSE: 500271
- Manipal Hospitals (Bengaluru)
4. 固定費に対する貢献 というのは、管理会計の損益分岐点分析の考え方ですが、ビジネスの現場で非常に役立つと実感しています。
6. 早送りの発想というのは、兆しを捉えて、いち早く展開すること。兆しをとらえる手段として、デロイトテクノロジーFast 500 を紹介しています。
7. 空いているものを有効利用する発想 は、いまどき重要ですね。私もインドでUber使って驚きましたが、今は、世界のいたるところで、この発想でビジネスが起こっています。本書でも、以下のサービが紹介されています。
新しい市場を創りだす4つの発想法は、以下の4つ。
- 感情移入
- どんぶりとセグメンテーション
- 時間軸をずらす
- 横展開
ユニ・チャームの社長が、自社製品を身につけて、商品開発にあたっていました。
コマツが、GPS付きのチップを製品に埋め込むことで様々なビジネスチャンスをものにしています。
これに限らず、他社から学び続けるということは、大切なことですね。
では。