熊坂 仁美 ダイヤモンド社 2010/11
Facebookのビジネス版入門書。フェースブックがビジネスにも役立つことを説明するのは、結構ホネだったのですが、本書を読んでもらえば、要点がわかります。
中小企業にとってみればAdWordsも画期的な広告手段でしたが、参加者が増えれば限界効用は落ちます。Facebookも同じですが、これから海外に市場を求めようという人には、しばらく有効だと思います。
本書では、「ファンページ」の作り方が丁寧に解説されており、初心者でも作成はできると思います。
ただ、重要なのは継続性です。やはり、SNSはコミュニケーション・ツールで、ネット上での対話ができない企業は、成功するのが難しいでしょう。むしろ、Brand Buildingをする心構えですね。
ECの流れ(p.52)は、以下のとおり。
- コンテンツ作成(ブログ/YouTube)
- Twitter / Facebook告知
- ホームページ(Landing Site)に誘導
- Action: 購入/資料請求
RSS的な働きをTwitter/Facebookが果たすということですね。そのために、サービスごとにランディング・サイトを作成し、そこへ誘導するために、Twitter/Facebook(ファンページ)を作ることを推奨しています。(p57)
活用事例が多く掲載されており、参考になりました。
- UNIQLO
- Starbucks
Like が19 millionって… - ソーシャルメディア研究所
- wine library
ローカル型
通販型
個人ブランド
- Official John Grisham page
- Steve Spangler
法人ブランド
その他
- US Weekly
Involver活用例
- satisfaction guaranteed
- まいあめ工房
7カ国に出稿。5日で千人のファン。aquisition costは5円の国も。広告費2万円。Likeは5日で214.問い合わせ10件。広告停止後も10-20/day ファンが増えている。
■エスワンオーの佐藤社長がフェイスブックを開始したのは2010年2月
月10万円の予算で効率的にフェイスブック広告を利用し、プレゼントキャンペーンを併用するなどして順調にファンを増やしてきた。
ファンページを開設して4ヵ月後の6月には7万人を達成。
役に立つアプリ
- Static FBML
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