2000年MBAプログラムにいた頃、GIS(Geographic Information System)は、先端技術で、貧乏学生が利用出来るようなものではありませんでした。それから10年。学生でもGISが活用できるiPadとGoogle Earth for iPadが世に出てきました。10年のITの進歩は素晴らしいですね。
営業マンなら、この暑い中、いかに取引先を効率的に回るか知恵を絞るはず。私が営業していたころ(15年以上前ですが)は、ゼンリンをコピーして、取引先を赤丸しておりました。
今なら、こんな風にするでしょう。
1.顧客データをCSVファイルに
Excelに入っている顧客データを、次の順に並べ替えます。
name,address,lat,lon,description
latとlonは、後ほど自動的に入力されるので空欄のままです。
並び替えたら、CSV形式で保存①します。
2.KMLファイルに変換
Google Earthに取り込むためには、KML形式に変換します。
イ)AG2KML をダウンロード
ロ)①を「CSVファイルを開く」で読み込む。
ハ)緯度経度を読み込む
「Geo Coding」→「すべての住所を検索」で
前述のlat lon が埋まります。
ニ)「KMLで保存」②
3.Google Earthで表示
iPadにGoogle Earth for iPadをインストール
KMLファイル②をGoogle マップの「マイマップ」に読み込み(非公開)、iPadから、マイマップを開く。
あとは、地図をみながら、取引先を回ればOKです。
すごい世の中ですね。
では。