Lifehacker インターネット時代のワークスタイル改善術!
Gina Trapani 2007/7 アスキー
「ライフ・ハック」という言葉が、 日本でも通じるようになりましたね。日本語に訳せば、「IT業界を中心とした仕事術」になるのでしょうが、Lifeが含まれているところに、普通の暮らしとネットの混ざり具合が現れています。
著者は、Wired MagazineやThe New York Times などに寄稿もする、フリーのWebプログラマー(サンディエゴ在住)。www.lifehacker.comの創立編集者でもあります。
88のノウハウが紹介されていますが、日本人が使うには、一工夫必要だと感じます。個別のノウハウについてはさておき、気がついたことのひとつは、プラット・フォーム(WondowsやマックOS)に依存しないノウハウが多いこと。かつて、こういうノウハウ本を書くのでしたら、Windows PCを前提にしないと出版できなかったのではないでしょうか。それが、ほとんどウェブを通じたノウハウになっています。結局、Googleの使いこなす方法半分なっているのも、時代を感じます。
これだけ生産性を高める努力をすれば、効率も上がるでしょう。しかし、皮肉な見方をすれば、ネットに通じている人ほど、ネットに時間を奪われているのがわかります。
では。