昨年の冬に帰国した時に、魚沼産コシヒカリの新米のおいしさに衝撃を受けました。欧州でも米は栽培していますが、やはり、品質では比べようもありません。シンガポールは、現地で精米して販売するお店があったのですが、オランダでは見かけません。日本で精米したものをコンテナで運ぶと1ヶ月経過します。味の劣化は否めません。
そこで、魚沼の農協で、ボジョレーヌーボーのようなことをやってもらえないでしょうか。魚沼産コシヒカリの新米の海外向けの解禁日を作るという。たとえば、10月の第3木曜日午前0時までは、販売も食べることも許さないという。
ポーランドのクラクフに行った時に、オブヴァジャーネックを食べました。外国人的にはベーグルなのですが、クラクフの基準を満たしたものしか、オブヴァジャーネックとは名乗れないのだそうです。小さなパン屋に行くと、なぜか、オブヴァジャーネックはおいてませんでした。
公正取引委員会的にはカルテルそのものでしょうけど、町の名産品であれば、許されると思います。
その時には、おしゃれないペットボトルにお米を詰めてもらって、窒素?注入かなにかで、鮮度を落とさないように空輸していただければなおいいですね。オランダでお米の匂いをかいだことがありません。
JAL/ANAさんにも、協力いただいて、「今年も、Uonuma neuveauの季節になりました」的な空港到着の絵を地元テレビ局に押さえてもらいたいものです。いまは、数量が集まらないので、空輸までいかないのですが、米問屋の協力があれば、関空から世界中に最高品質の新米が一斉に届くようになろうかと。下手に農水省の広告予算を増やすより、効果ありそうですが。
では。