ChatGPTで発音練習

日本の英語教育は、いまだに迷走中ですね。

「公用語を英語にするべき」と吉村知事 大阪公立大の国際競争力強化 春入学廃止・全学生が秋入学へ 課題は入試と就職|FNNプライムオンライン
大阪公立大学で2027年度から段階的に秋入学を実施する計画が明らかになった。大阪府の吉村洋文知事は、大阪公立大学の公用語を将来的に英語にする方針を示している。2月9日に行われた大阪府と市による「副首都推進本部会議」では、大阪公立大学において...

政治がゴタゴタしているうちに、テクノロジーに追い抜かれてしまいそうです。たとえば、ChatGPTアプリを使うと、外国語の発音練習ができます。アプリの設定のMain Languageを「Auto-Detect」にしておくと、話しかけた言葉を判別してくれます。

あなたは中国語の教師です。私は中国語の初心者です。私が中国語で話したら、中国語でゆっくり答えてください。

とペルソナを設定。中国で話すと、中国語で答えてくれます。私の発音が違うと、聞き取ってもらえません。会話を止めて、チャットを見ると、音声でのやりとりが文字で記録されています。

你去(qu)過了嗎?

私は、こんにちはという意味で「你吃(chi)過了嗎」と言ったつもりですが、去(qu) と聞き取られ、別の回答になっていました。

これぐらいは、Siriでもできていましたが、ChatGPTは、「今の会話を日本語に翻訳してください」と頼むと、日本語にしてくれます。伝わらなかったヒントが得られます。文法的にわからないことがあれば、日本語で聞けば日本語で回答してくれます。

日本語で、「中国語の会話の練習がしたい」と頼むと、レッスンまでしてくれますね(笑)。これは、まさに外国語教師がしてくれることではないでしょうか。

オランダに住んで、日本人が外国語を学ぶハンデを痛感しました。EU内は、フランス人、ドイツ人、スペイン人、イタリア人が自由に行き来しています。アムステルダムで暮らすだけでネイティブがいろんな言葉を話すのを聞くことができます。
最近の日本の観光地では同じような状態になっているかもしれませんが、観光客の来ない地方で外国語を学ぶのは難しいでしょう。しかし、ChatGPTがあれば、かなりのところまで自分の発音と聞き取り力を高められます。スマホで使えるので、学校の行き帰りにできますね。ブツブツ独り言いうので、不気味ではありますが。

では。