【本】プラナカン

プラナカン

太田 泰彦 日本経済新聞出版社  2018/6

日経もアジア版が充実し、記者がASEAN本を書けるようになったという本。

興味深かったのは、キャンドルナッツのシェフのインタビュー。地場の料理の地位をあげようという努力に、マレーシアの置かれた状況が集約されている。

結局、印象に残るのは、やはり、シンガポールの国父。

リー・クアンユーの4人の兄弟姉妹は全員そろって中国語ではなく、英語で教育を受けた。

p.142

リー・クアンユーは中国語の語学力をさらに磨こうと、晩年まで録音テープやICレコーダーを使って深夜に反復練習を続けていたという。2015年に91歳で亡くなったシンガポール国立総合病院の病室でも、中国語の勉強を欠かさなかった。

p.143

まだ、次の方向を見いだせてません。