人工知能と経済の未来
井上智洋 文春新書 2016/7
経済学者が、人工知能の経済に与える影響を分析した本。2030年以降、汎用人工知能が現れ、メリットを享受できる国とそうでない国の間で大きな差が出ると予測しています。
第4章では、その影響を議論していますが、全人口の1割しか働かない未来もありうるとしています。p.166
第5章では、ベーシックインカムを論じています。経済学の資源分配の話だけで終わりませんね。人間の人生が一体何なのか、改めて問われる時代になっていると思いました。
では。