週刊東洋経済(8/16)が、上半期のランキングを発表しました。
1.現代の金融政策―理論と実際 白川方明
民主党のおかげ?でトップは、日銀総裁でした。
2. 暴走する資本主義 ロバート ライシュ
3. さらば財務省 高橋洋一
2007年のランキング1位の『財投改革の経済学 』に続いてのランクイン。高橋さんの本は、よかったですね。大蔵出身者がどれほど優秀かよくわかりました。その後も執筆意欲は衰えず、『日本は財政危機ではない!』もよかったです。
4. 市場リスク 暴落は必然か
5. なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか 北野一
2007年のランキングでは、水野 和夫の「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」が2位でした。グローバル経済の本は、根強い人気がありますね。
6.世界を不幸にするアメリカの戦争経済 (Joseph E. Stiglitz)
7.不謹慎な経済学
9. 金融権力
9. 生活保護の経済分析
9. 創造的破壊とは何か
9. まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
この本は、すばらしかったですね。実は、1位じゃないでしょうか。
13. 円安バブル崩壊
先日ご紹介した野口先生の本が13位。ドル円相場は110円に戻りました。日本は、また、オールド・エコノミーに戻っていってしまうのでしょうか。
13.下村治―「日本経済学」の実践者 上久保敏
この本は、よかったですね。実に、地道な研究本ですが、この低長期&景気後退局面で読むと、かつての経済論争が、いかに真剣だったのかが伝わってきました。
13. 国富ファンド・ウォーズ
27. グーグルに勝つ広告モデル 岡本一郎
60. ウェブ時代5つの定理 梅田望夫
98. 戦後日本経済史 野口悠紀雄
この本が、この順位でいいはずがありません。
98. 政局から政策へ 飯尾 潤
この本も、この順位ではなかろうかと。
98. ジム・ロジャーズ 中国の時代
98. アジア三国志
では。
>>「東洋経済 2008年決定版経済・経営書ベスト100」を読む