Voice (ボイス) 2007年 09月号 に、大前研一さんと梅田望夫さんの対談が掲載されています。
ウェブ進化は、”女”が担う P.144
このタイトルは、どうかと思うのですが、一連の梅田さんの対談の中でも、コンサル同士なので、ビジネスの観点から幅広いポイントを議論しています。
最近ポーランドに行ったのですが、そのとき現地のソフトウェアの会社が、ロシア人のエンジニアを下請けに使っていて驚きました。10年前まではロシアがポーランドを押さえつけていましたが、いまはポーランドのほうが人件費が高いので、ロシアが下請けに回るという構図です。(大前、p.146)
インターネットは言語で大陸が別れている一方、物理的な世界はコストが各国によって違う。この組み合わせをどう選択するかというあたりにフロンティアが歩きがしますが、いかがですか(梅田,p.147)
Googleの採用
いまグーグルでは、1年間のアプリケーションが100万通あるそうです。去年は5千人を採用したので倍率は200倍。(梅田P.147)
いま、サイバースペースで商売のネタはたくさんありますからね。その中で迷っている人がたくさんいますから、コンシェルジュのような仕事はかなり儲かるはずです。中でも一押しはやはり、金融アドバイスでしょう。世の中には、2万8000ぐらいのファンドがありますが、どれにどういうタイミングで投資するかは素人には難しくて手が出せない。(大前,p.148)
フェイスブックは、APIを公開して3週間ほどで300万人のユーザーが集まりました。スカイプでさえ300万人のユーザーを集めるまでに11ヶ月かかっていました。(梅田 P.148)
Wii vs.PS3について
新聞やテレビメディアでなく、いまやYouTubeで決着のつく時代です。(大前 p.152)
とくに20代ぐらいまでの女の子の携帯文化は、世界一ユビキタス(大前 p.152)
やっぱり、金融とケータイのところは、やること山積みなんですね。
では(^^)/~