不動心
松井 秀喜 2007/2 新潮新書
この方のことを、年下だと思ったことがありません。加賀の陶芸家硲伊之助の「努力できることが才能である」という言葉を体現した選手ですね。
手首の骨折でさらに成長した彼のことがわかる一冊です。アスリートは、体力だけでなく、精神面を鍛えなければ、結果がでないというのを再確認しました。
印象に残ったコメントは、以下のとおりです。
その苦しみやつらさこそが、生きている証ではないでしょうか。僕は、生きる力とは、成功を続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える力だと考えます。
最後は「自分に正直」になりました。(中略)一度白紙になって、自分に向かい「おい、松井秀喜、お前の本心はどうなんだ。どうしたいんだ」と問いかけました。僕の心は、即答したました。
「大リーグでプレーしたい」
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる(星稜高校野球部に掲げられていた言葉)