【本】 これから10年、光る会社、くすむ会社 ☆☆☆

これから10年、光る会社、くすむ会社―「レイバー」から「ワーク」へ 働き方が変わる
これから10年、光る会社、くすむ会社―「レイバー」から「ワーク」へ 働き方が変わる
日下 公人 ソニーマガジンズ 2005/9

2002年に発行された「社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった!」を改定した本。広島のメガネチェーン 21をテーマに、成果主義、人事評価、コーポレートがバナンスについて語られています。一度出した本を改題してまで書き直すとは、日下さんが、若い人に一番伝えたいものなんでしょうね。


 2001年にMBAをとってアメリカから帰国して、前述の本を読んだときには、違和感がありましたが、4年たって、日本には、日本なりの経営があるのがわかる気がしてきました。
 ただ、利益を残さないというやり方が万能でないことも事実で、経営者というのは、やっぱり、経営資源をどのように配分するのか決めるのが仕事なのだなと思いますね。
 ソニーがもしも、全く利益を出さないが、あまった利益を全て研究開発に使うと言ったら、株主はついてきますかね…。

 では。