8月のクリスマス

8月のクリスマス (主演 山崎まさよし) オフィシャルサイト」を観てきました。韓流ブームもここまで来たかという感じですね。韓国の映画を日本がリメークするなんて、あまり無かったですから。


八月のクリスマス【字幕版】私は、オリジナル版(解説は、こちら)を見ていないのですが、この淡々としたペースには、戸惑いました。
 山崎まさよしは、キャスティングとしては、いいのですが、演技力不足は否めず。ヒロインは、主人公の生命力の弱さの対極(若さ&生命力)を出すはずが、そこまではいかない。
 妹は、主人公の孤独と対極の家族の温かさを演じるはずが、スイカの種を飛ばした後は、消えてしまう。学生仲間は、同じ年代を生きてきたのに、違う人生というメタファーと思うんですが、時間軸が省略されてましたね。
 こういうセオリーをあえて無視したのかもしれませんが、それなら、もうちょっと、絵をきれいにとって、つなげたらと思うんですが、黒澤監督のように景色を待つことはできなかった感じです。
 ひとり、この空気についていけないままラストを向かえ戸惑っていると、周りからは、すすり泣きが聞こえてきました…。やっぱり、私には、女ゴコロがわからないかも。
 ロケ地が高岡でしたね。以前、ブログにも書きましたが、ここなら映画のような人がいても不思議でないなと思います。

では(^^)/^