従来の主張の大きな変更はありませんが、世界は、予測通りの方向に動いており、復習によい本でした。
破綻というものは、ゆっくりゆっくり訪れるものだ。リーマンショックのときもそうだった。少しずつ力を加えた小枝が、やがてポキリと折れるように取り返しがつかなくなってから多くの人が「しまった」と気がつく p.20
日本の問題は、財政を始めとする、これまで指摘されてきたものばかり。
世界の歴史において、財政に問題を抱えた国の時刻通貨はすべて値下がりしてきたのだ。
かつて、イギリスの通貨1ポンドあたり5米ドルという時代があったことを思い出すといい。
p.30
シンガポールも、半世紀前に独立したときは、1SGD=1 MYR でしたが、いまでは、3倍の差がついてしまいました。
では。