不景気を知らない子どもたち

NYダウが最高値より、17%下がりました。株価と景気後退について調べてみました。

Dow Jones – 100 Year Historical Chart

インフレ調整後のDJIA。影は景気後退期。

100年を振り返れば、アメリカは成長し続けてきました。株価も1千ドルだったものが、27千ドルまで上がりました。

過去10年は不況知らず。アメリカの小学校のクラスを覗けば、「不景気を知らない子供たち」ばかりです。

前回の不景気は、リーマンショック。不動産にお金を突っ込みすぎました。

その前は、ITバブル。IT企業の成長に浮かれていました。

その前は、90年まで遡るのですね。

80年代は、ブラックマンデーの時ですら、景気後退に陥っていません。 こうしてみると、10年単位で経済成長してきたのがわかります。株価も、レーガン大統以降の40年間、右肩上がりでした。

このチャートからは、2019年に調整が入るように見えます。10年後に振り返ったときには、ブロック化とレッテルを貼られそうです。前回のブロック化1929年のときには、株価は9割下がりましたが、今回は、どうでしょうか。冬ごもりの備えが必要ですね。

では。