それでは恒例の為替レート分析。
米ドルのスプレッド(仲値TTMから現金購入レートの乖離率)は0.32%。さすがシャープ。プロ並みのスプレッド。
次にスプレッドが狭いのがマレーシア・リンギットの0.37%。同じ隣国でも、インドネシア・ルピアとは、3倍も開きがありました。こういう所に、一般庶民がその国をどうみているかが出ますね。
その次が、中国元の0.38%。ユーロの0.46%より狭いのが印象的。中国の台頭とユーロ危機の影響をシンガポールで垣間見ることができます。
日本円は0.89%ですね。三菱東京UFJ銀行のドル円のスプレッドよりは狭いのですが、フィリピンペソよりも悪いのが気になる所。
今回も町のあちこちで韓国車を見かけましたが、韓国ウォンのスプレッドは1.26%。通貨の「信任」の方は、時間がかかるのだと思うのでした。
では。