9/23(金)、英イングランド銀行は、国債の売却開始決定しました。
国債の積み上げは21年末に終え、22年3月から満期を迎えた分の再投資をやめて残高を落とし始めている。売却にも乗り出して金融緩和の手じまいをより積極的に進める。
下表は、22(木)と23(金)の指標を比較したものです。

英国10年債(GILT)は、売られ、利回りは、3.5%から3.87%に上昇しました。
通常の景気回復期であれば、債券が売られて株式に投資されるのですが、FTSE100は、1.8%下落。
為替をみると、主要国に対して軒並み売られました。ポンドは対ドルで3.6%売られました。
アメリカの資産が代わりに買われたのかというとそうでもなく、米債も米株も売られています。
日欧株に行ったわけでもなく、日欧債券になったわけでもなさそうです。
金も石油も下がってますね。
想像するに、英国債が下落したので、外国人投資家が母国通貨に戻して現金で持ってるのではないでしょうか。来週以降、動きがあると推測します。
英国中央銀行は、これで金融政策の変更(ベイリー(総裁)・ターン)を完了しました。利上げにつづいて、量的緩和を手仕舞う。コロナであれほど、国民に寄り添えと言っていた国会議員やメディアも、インフレが2桁になると、利上げが遅かったのでは?と、非難するのですね。それでも、ちゃんとターンするだけ、英国の中央銀行は、立派だと思います。
最初に量的緩和を始めた日銀は、手仕舞いも、主要国の中でアンカーになりそうです。黒田ターンは、どうなるのでしょうか。