25(火)、各国のニュース番組を見ていて、日本のニュースにちょっと違和感を感じました。海外が、CITIBANKのbailoutとアメリカの緊急経済対策をトップニュースで取り上げている中、まだ元次官襲撃事件に次官を割いていたからです。
CCTV、BBC、France 24など、海外向けだということもあるのでしょうが、他国(アメリカ)のことをトップで語り、時間を割いて、解説をしていました。
もしも、元次官襲撃事件に政治的な意図があったなら、その背景に迫るというのもわかります。しかし、犯人が出頭してからは、通常の刑事事件と考えるべきで、新たな情報が少ないのに長い時間を割くのは、どうしてなのかと思ったしだいです。
これまでは、アメリカ経済の打撃は深刻で、回復には相当時間がかかると思っていました。しかし、その後の政府の対応は、迅速かつ果敢です。さすがに危機になるとそこ力を発揮しますね。それに引き換え日本の反応の鈍さは、どうしたものでしょうか。むしろ、日本の方が心配になってしまいます。報道の優先順位の違いにその一因があるのかもしれません。
では。