大前研一 PHP研究所 2010/12
いつものことながら、最近の世界経済事情を紹介してくれています。日本最高のWBC(World Business Curator)ですね。
現状認識は、多極化。G20(とその予備軍)の動向について目を光らせています。
トルコはいつの間にか「中東の盟主」 インドネシアの台頭(p.96)など、私のビジネスにも参考になりました。新興国の経済成長が、不動産価格高騰につながっているのがわかります。
対策は、地域のリーダーが世界から投資を呼び込むこと。民主党に対しては厳しい見方をしています。湾岸都市の持論も再度掲載されています。
シャッター街活性法(p.219)は、商店街の株式会社化。
このように、戦略レイヤーでは具体策盛りだくさんです。
地方に行って私が悩むのは、文化レイヤーと戦略レイヤーのフィットなのですが…。
では。
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