140年ぶりの政権交代?

すごい結果ですね。

日経p.7の「与野党列島勢力地図」を見ていると、140年ぶりの政権交代であるかのような錯覚に陥ります。

自民が過半数なのは、鹿児島、熊本、山口、島根、鳥取、愛媛、高知、福井、富山、青森。
民主が独占したのは、岩手、福島、新潟、長野、山梨、愛知、滋賀、長崎

前者が、薩摩、肥後、長州、鳥取、土佐、越前 などの藩に対応し、
後者は、盛岡、一関、会津、福島、長岡、諏訪、尾張などに対応。

地方の反乱というのは、「これまで開発が優先されてきた地域」に対する「これまで開発されなかった地域」からの反乱のようにも見えます。

当選一覧の表を見ていると、新人は若いですね。世代交代でもあります。思えば、「世襲」が批判になるのは、権力を持った人なので、倒幕派の人の世襲が主に批判されてきたわけですね。麻生さん、安倍さんなど。

また、学歴にカタカナが増えました。「帰国子女世代」が40代になり、海外大学院を卒業する人が増えました。こうした実務レベルでの外交力は評価されていくのではないでしょうか。

では。