議員のコアコンピタンスと選挙

ChatGPTに国会議員のコアコンピタンスを聞きました。

  • 政策立案能力: 社会の問題を理解し、具体的な政策を提案する能力。
  • コミュニケーションスキル: 有権者や他の議員との効果的な対話や交渉を行う能力。
  • リーダーシップ: チームやコミュニティをまとめ、目標に向かって導く能力。
  • 分析力: 経済、社会、環境などのデータを分析し、適切な判断を下す能力。
  • 倫理観と透明性: 公職にふさわしい行動を取り、信頼を築くための高い倫理基準を持つこと。

立法府なので、法律の知識はあったほうがいいでしょう。これが通常のビジネス・パーソンなら、日々、自分の仕事を上司にレポートし、節目では総括する報告書を作成して評価を受けるでしょう。

しかし、いま行われている選挙を眺めていると、有権者の情報取得スタイルが変わってしまって、議員のコアコンピタンスとギャップが生じているように思いました。

最も多い高齢者は老眼で、議員が書いた報告書を読むのが苦痛なのではないでしょうか。

一方、若者はショート動画に慣れすぎて、20分の街頭演説(の映像)は見てられないのではないでしょうか。50代のワタシですら、もう、飛行機の映画をザッピングするようになってしまっています。

議員の書いた文章を読むのは中年なのでしょうが、仕事・子育て・介護に追われて…

そういう文書を読み込み分析し、説明するのがメディアの仕事なのでしょうけど、新聞の発行部数、視聴率は低下するばかり。

伸びているSNSはアセモグル教授が批判するようにエコーチェンバーになってます。

票がほしければ、石丸候補のようにショート動画を拡散するのが近道。コマーシャルフィルムのディレクターのようなセンスが必要な時代ですね。

小泉議員を揶揄するようなコメントもありますが、イメージをコントロールすることこそ、現代の政治家の核心ではないでしょうか。

では。