PCが死んだ。

あちこち修理を重ねてながら愛用していたTOSHIBA Portageの電源が入らなくなりました。この3年で何度飛行機に乗ったことか。よく働いてくれたと感謝の念しかありません。
その24時間後。私はほとんどダメージを受けずに仕事を再開しました。復旧作業で、この30年のテクノロジーの進化を実感しました。

私が入行した91年に同じこと起こったとしたら全治1ヶ月はかかってたでしょう。パソコンは、NECの98。まだ、一人1台になっていません。持ち運びはできるようになりましたが、外に運ぶのは憚られる重さでした。価格も40万円ぐらいしたはず。個人で買うには、勇気がいる値段です。

それが、今は、Lenovoの720Sが10万円。個人でもビジネス用のPCが簡単に買えます。これが薄くて速い。かつては日本メーカーぐらいしかできなかったところに、中国のメーカーが来てました。

27年前は、ソフトも高かった。一太郎 だけでも4万円ぐらいした気がする。今は、メールもドキュメント作成もChromeでやっているので、無料のブラウザをダウンロードして、ログインするだけで、仕事ができます。

ソフトごとにインストールするのも面倒でした。クラウドのありがたさが身にしみます。

ファイルも、Googleドライブにあるのをストリーミングするだけ。27年前は、そもそも、保存できる容量が少なかったですが、それでも、ファイルをフロッピーディスクに保存するなんて手間でした。ましては、サルベージなんて。。。

ネットも便利ですね。いま、この投稿をスーパーで書いています。

なぜか、店内にイートインのカウンターがあり、電源もWiFiも利用可能。

かつては、とても個人が使えなかったテクノロジーを使えています。私が個人で仕事をいただけているのも、このおかげ。

一方、同じことは、発展途上国でも同じですね。先進国の10分の1の人件費で、安価なコンピューティングを活用。仕事を受けています。スリランカのアウトソーサーは、イギリスの会計事務所と提携して、会計の仕事を受けてました。先進国から中間層がいなくなるはずですね。

では。