久賀谷 亮 ダイヤモンド社 2016/7
アメリカ在住の精神科医によるマインドフルネスの入門書。脳科学の研究が進み、瞑想が科学的にどのような効果があるのかわかりました。小説仕立てになっているところが、私には読みにくかったのですが、ポイントはよくかりました。たとえば、
脳の消費エネルギーの大半は、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳回路に使われています。(中略)
DMNの活動を押さえる脳構造をつくっていかないと、あなたに真の休息は訪れないというわけです。p.4
脳の休め方が、冒頭に列挙されています。
- 呼吸法
- ムーブメント瞑想
- ブリージングスペース
- モンキーマインド解消法
- RAIN
- やさしさのメッタ
- ボディスキャン
とは言うものの、日常に追われる人がほとんどでしょう。続けるのが難しいですね。
宗教の意味についても考えます。それぞれの宗教が残ってきたのは、人々に安らぎを与えてきたからなのですね。それが、科学的にも解明が進んできたのがわかりました。50歳になったら、自分に合う方法を見つけねば。
では。