【本】日本人の知らない日本語

日本人の知らない日本語2
海野凪子  メディアファクトリー 2010/2

楽天・ユニクロショックが続いていますね。英語学習は、発音だけでなく、異文化学習が重要になると思っているのですが、その場は足元の日本語学習にありました。人気シリーズの第2弾ですが、日本語学校のエピソードを通じて、異文化コミュニケーションを学べます。

 たとえば、干支が意外に国外で通じたりします。中韓はもちろん、モンゴル、ベトナム、タイ、ロシアにもある。南米、東欧でも通じます。
 夏と言えば怪談というのは日本だけで、イギリスでは冬の風物詩。中国ではテレビで怖い話を放送しない。
など、文化再発見につながります。
 もちろん、それは日本文化の発見にもなります。子供のいる女性が伴侶を「お父さん」と呼ぶのは、家族の中で一番年少者の視線で呼ぶからというのに、ハっとしました。
 もちろん、ただ、笑えるものも満載です。たとえば、フィンランド人の名前

 アホネン、パーヤネン、ミンナ・アホ、ヘンナ・パンツ

では。