崎谷 実穂 日本経済新聞社 2016/8
ツイッターのビジネス活用術。ネットで探せばある情報でしょうが、私のようなオジさんには、紙の本にまとまってくれているのがありがたいです。
セブンイレブン、コカ・コーラ、スターバックス、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ハーゲンダッツなどを取り上げており、こう使うのかとイメージできます。これの個人事業主~小企業版も出てくると思いました。
第1章は、現在の状況。
P.28にユーザーあたりの月間訪問時間が載ってます。
- 全体 7時間31分
- 学生 21時間25分
- 女子学生 25時間54分
モバイル&リアルタイムのメディアということが、女子学生に受けているのですね。中央値は30歳。
第2章は、利用方法。商売から、防災まで、幅広く使われているのがわかります。もはやインフラです。
巻末には、ツイッタージャパン代表と、一橋大学大学院の鷲田祐一教授の対談が収録されており、ユーザー・イノベーションが勉強になりました。
2つ目は、そうしたユーザーの声を「スティッキー・インフォメーション」と命名していますが、それは顧客にアンケートをした程度では得られないこと。深くそのプロダクトを活用するユーザーでなければ、そういう粘り気のある情報を出すことはできないし、それを他者に伝えるのも非常に難しいということです。p.197
では。