パルコの記事を読んで、「売時DI」を思いつきました。
売時DI= 売上高ランキング - 時価総額ランキング
日本も人口減少局面に入り、小売業の淘汰が始まっています。どんな企業が買収を他社を買うのでしょう? 時価総額が比較的に高いにもかかわらず、売上高がまだ少ない会社であれば、買収の意義があります。
東証1部上場の小売業(除く飲食店)のランキングは、下表のとおりです。
このDIがマイナスの企業は、売上高ランキングが高いにもかかわらず、時価総額のランキングが低い企業です。他社を買おうにも、資金調達力が弱く適わないと考えます。
DIのマイナスが最大なのは、エディオン。売上高は大きくなりましたが、市場で評価されていません。ビックカメラ、ユニーも苦戦しています。
逆にDIのプラスが大きいのは、スタートトゥデイや、ニトリ。買おうと思えば、イケますね。
散布図にしてみると、こんな感じです。
I象限にあれば、DIがプラス。Ⅱ象限ならマイナス。こうしてみると、Jフロントも、パルコも、Ⅱ象限ですね。3年後の運命やいかに。