テレビ東京の「ガイアの夜明け」を観ました。
甦れ!俺たちの工場
11月6日放送 第288回
MSKの大牟田工場(福岡県)のEBOをドーガンアドバイザーズが支援する話なのですが、いろいろ考えさせられました。
工場閉鎖から再開の暇で、給料が支払われないにもかかわらず、工場のメンテをしている従業員は感動でしたが、印象に残ったのは、2つのシーンでした。ひとつは、社員の出資が一株5万円で、「1株」出資する人がたくさんいたこと。いまやオンライン証券が当たり前となり、個人投資家ながら、100億円を動かす人もいる一方で、こうした投資にかける人もいる。
もうひとつは、EBOの賛否を問う投票用紙が裏紙だったこと。人生の左右する決断であるにもかかわらず、シビアなコスト感覚が伝わってきました。
ブルドックソース事件から、ファンドに対する批判的な見方が広がりましたが、こうした地方再生もあるんですね。ソニーの出井会長が、日本経営者のゴルフバックには、ファンドというクラブがないとおっしゃってましたが、従業員にとっても、意義がある場合があるんですね。
では(^^)/^