東伊豆町（Map)に行ってきました。稲取温泉があるのですが、ここの観光協会は、全国公募で事務局長を選びました。
「渡辺事務局長が初仕事 稲取温泉観光協会」
１２８１人の中から選ばれ渡辺法子さんは、３人の子供がいるおかあさんということもあり、テレビ局も盛んに取り上げていました。
しかし、現実は、厳しいものがありました。売上が伸びない→利益が出ない→再投資に回らないという循環が断ち切れず、町が昭和のまま置き去りにされていました。
東京から近い観光地ですら、国際競争の波にさらされているんですね。東京から伊豆稲取まで特急を使うと、片道２時間半で、往復１万円。しかし、もうちょっとたせば、ソウルまでの航空券が買えてしまう。ジェットスターのような格安航空会社が、参入してこれば、ますます、多くの観光地と競争することになるでしょう。温泉が出るだけでは、顧客に満足してもらえません。
まずは、地元の観光資源の見直しから入るのでしょうが、やはり資本を引き寄せる必要があるのではないでしょうか。
では。
【参考】
「稲取らしさ前面に」 観光協会新事務局長の渡辺さん“初仕事”
