7/28(金)の日経P.1「会社とは何か」にGoogleが、アメリカのミシガン州アナーバーに拠点を新設し、千人を新規雇用する話が載っています。「地方」に対する考え方が、日米では違うなぁと思いました。
先日、福井県鯖江市出身のサイバーエージェントの藤田社長に、質問をしました。
Q:地方でIT起業するとしたら、どのようなものか?
A:地方でIT企業が成功するのは、難しい。情報が集まる東京が有利。理系の技術者がITを駆使して起業することはできるのではないか。
藤田社長がこういう考えなので、他の経営者は推して知るべきでしょう。たしかに、本当に大切な情報は、人に会うことで得られるので、東京が有利なのは否めません。が、地方で旗を上げるIT経営者が少ないのは、心配ですね…。地域格差は、自民党の総裁選の争点にもなると思うので、興味深く読みました。
同じ記事に、2001年春、カルフォルニアの自宅でドラッカーが語ったコメントがあります。
21世紀はインテレクチュアル・キャピタリスト(知の資本家)がフィナンシャル・キャピタリスト(カネの資本家)より優位に立つだろう。
いい言葉ですね。お金の代わりに知恵を出す人が日本にもたくさん出てきますように
では。(^^)/^