亀有にヨーカ堂は2つ必要でしょうか?アリオ亀有に行こうと、亀有駅を降りると、そこには、イトーヨーカ堂亀有駅前店がありました。帰りに寄ることにして、テクテクと5分ほど歩くと、アリオに到着。
3月3日にオープン。施設は、「イトーヨーカドー亀有」を核店舗とし、専門店122の「アリオモール」があります。地上5階地下1階、延床面積 約137,800平方メートル。結構大きいですね。郊外では良く見かけますが、23区内にはありませんでしたね。
専門店部分は、三井不動産が開発企画し、開店後はららぽーとが運営・管理という体制です。
まず、モールとしては、いいなぁと思いました。ハーバーシティ蘇我は、ロケーションが工業地帯にあり、工場の煙突が見えるのが難点でしたが、ここは大丈夫ですね。
ヨーカ堂四街道店と比べても、雰囲気、人の流れともに、こちらの方がいいです。イオン高岡ショッピングセンターに近いですね。
四角で回遊型よりも、こうした「参道型」の方が落ち着きますね。門前町の賑わいに近いものがあると思います。階層もお店が入るのは、3階ぐらいまでがいいところで、モールオブアメリカのようになると、シニア以上には、厳しい感じがします。
次に、コミュニティとしての風格がすでにありますね。休日だったこともありますが、客層は、狙った通りの若いファミリー層で、ベビーカーを押すパパの姿をあちこちで見ました。ゲーム売り場に群がる子供たちも、最近では、むしろ見ることが少なくなった光景ですね。
さらに、ワールドベースボールクラシックの決勝を中継していて、人々がテレビに群がってました。こういう「場」の提供ができると、モールとしては理想的な展開です。
ただ、ヨーカ堂のファッションのフロア(2階)は、厳しかったですね。専門店の賑わいを抜けていくと、そこに荒涼とした世界が広がっていました。食品のフロア(1階)は、人が入っているだけに、そのコントラストが際立っていました。ヨーカ堂で服を買っていた人が、どこかに行ってしまった。これが、今の日本の消費市場におけるひとつの課題ですね。
では。
・ストーンマーケット@アリオ亀有 2006/3/31
・フランフラン@アリオ亀有 2006/3/30
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