ROCKIN’ON JAPAN2月号に掲載された中島美嘉のロングインタビューを読みました。彼女の半生を、2万語を費やしてじっくり描いています。ネットで何でも調べられる世の中ですが、雑誌の魅力ってこれだよねと感じさせてくれる記事です。
まず、ビックリするのが、彼女が歌手志望ではなかったこと。福岡でモデルの仕事をしている時に、「傷ラブ」のオーディションに合格するわけですが、この時まで、歌手になるという意識はありません。
このドラマの主題歌「STARS」を歌うことで、彼女の人生が大きく展開するのですが、今の彼女の地位を考えると、人生って出会いだなぁと思います。
次に、興味深いのは、彼女の学生時代の「飛び方」ですね。決して優等生とはいえない彼女は、「近づくなオーラ」を当時から発していました。自分が通っているのとは、別の学校に遊びに行っていたというのは、フツウの感覚の持ち主ではできないですね。
が、そんな彼女が、友達に影響されて、詩を書くようになるんですね。自分の世界を持ち続けるということは、難しいことですが、彼女は、詩に出会うことで、自分の世界を整理していたんですね。
それにしても、彼女がインタビューにまっすぐ答えているのは、ちょっとビックリですね。最近の歌手には珍しいぐらい「近づくなオーラ」を発している一方で、自分に関する問いからは、逃げないで答える。そこが彼女の魅力かもしれません。
では(^^)/^
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