Yumenishiki (5kg)の価格が€30を超えていました。
Yumenishiki Rice 5KG
Shortgrain rice
ウクライナ戦争以降、物価が上がっているので、慣れてはきていましたが、€6(1000円)/kgは、ちょっと衝撃です。魚沼産コシヒカリでも、探せば500円/kg 台からありますので、イタリア米にこの値段は、やっぱり高いです。
Amazon.co.jp: おくさま印 【精米】新潟県産 お米の横綱 魚沼産コシヒカリ 5kg 令和6年産 : 食品・飲料・お酒
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日本のコメのほうが安かったりしますね。
JFCもベトナム産を欧州に引っ張るようになりましたが、10kgはちょっと買えません。
コメ先物の価格は、下図のとおり。
高止まりですね。
欧米に日本食を広げるなら、ちょっと心配です。欧米にはお米のインフラがありません。各家庭に炊飯器はないので、お米を炊いて食べるというコストが割高になります。
主食はパンなので、パンは安いです。パンが気軽に買えるので、チーズやハムは放っておいても、売れていきます。
これから、ふりかけやお茶漬けを売りたいと思っても、そもそも白飯が簡単に手に入らないのですから、おのずと限界があります。食事全体に占めるお米の金額はそれほど大きくないですけど、日本食を広めるためには、「インフラ」が重要なわけです。
EU内のコメの値段が上がるなら、アメリカや日本からのコメが相対的に安くなることを期待したいところです。日本産が単価で逆転してきたのは、驚きです。JFCがベトナム産を欧州に引っ張るようになりましたね。こういう動きも追っていきたいと思います。
では。