学習能力が衰えたとはいえ、仕事場で通訳を求められる同年代も少なくないでしょう。もうすぐ還暦とは思いつつも、人生100年時代であれば、語学はまだ、有益な投資対象です。学習方法について、書いてみました。
「全国通訳案内士」や「ビジネス通訳検定」を受けるという手はあるでしょう。しかし、若い人に混じって受験して、落ちた時の落胆は容易に想像できます。密かにできることから初めてはどうでしょうか。
Google翻訳
まずは、街を歩いて気になったものを英語で言ってみましょう。Google翻訳のアプリをスマホに入れて、わからなくなったら聞いてみる。英語→日本語にして、発音を聞き取ってくれるか確かめる。単語ができたら、
シャドーイング
発音の練習は、この年になっても、声をだすことが基本です。昔は、BBC Newsを追いかけて練習していたのですが、最近はオーディオブックを追いかけています。
シンガポールの図書館は、無料でレンタルしてくれます。スマホのOverdriveにmp3ファイルをダウンロードして聞いていますが、勉強にもなるので、良いですよね。
ニュースの原典を調べてみる
毎日、英字新聞を読めれば理想ですが、そうそう時間も取れません。日本語で読んだものでも、海外の要人の発言などは、原語で何と言ったのかを調べています。
トランプ大統領、FRBが今月利上げすれば「愚かなことだ」
Bloomberg
であれば、”Would be foolish”と言ったのだと調べます。ヘッダーになるような印象的な言葉は、参考になることが多いです。
Googleドキュメント
さらに時間があれば、英会話コースをやればいいかと。NHKの語学講座も、電子書籍としてテキストを買うことができ、授業の音声はストリーミングになっています。
この発音をする時に、Googleドキュメントなどに向かって話、文字として聞き取ってくれれば、発音はOKです。
ここまでやっても、一人では、自分の発音の悪さに気づかないことがあります。日本人特有の癖については、English as a Second Languageを理解している講師につくといいと思います。「サマー先生の英語発音講座」あたりから初めてはどうでしょう?
では。