職場の「やりづらい人」を動かす技術
秋山 進 2018/3/24
秋山さんの性格別コミュニケーション論。8タイプのコミュニケーションを論じると、64通りの組み合わせになるのですが、ほとんどに的確な例と対策を述べられるのがゴイスーです。
冒頭は、リクルートのTI型タイプ分析。ベースとなったのは、Myers-Briggs Type Indicator。MBTIは、カール・グスタフ・ユングの心理学的類型論(Psychological Types)をもとに開発された性格診断。
ユングは、『外向型・内向型』の心理的向性(ベクトル)と、『思考・感情・感覚・直感』といった基本的精神機能を組み合わせることで、8種類のタイプを仮定しました。
TIの4つの軸は、以下の通り。
1・興味・関心の方向(外向;E、内向;I)
2・環境との接し方(判断;J、知覚;P)
3・ものの見方(感覚;S、直感;N)
4・判断のしかた(思考;T、感情;F)
4要素なので、16通り。本書の軸は次の通り。
私がビジネスパーソンのタイプを定義するうえで最も有用だと考える3つの軸、「視点」「思考」「行動」についての特徴とそれによる8つのタイプ分類を中心に語ってみたい。p.5
8つのタイプ解説は、p.54。
そのタイプの特徴と、タイプ別のコミュニケーション方についてのアドバイスが詳細に記述してあります。
ただ、私は、64通りを覚えられませんでした。私には、DiSCの4タイプ、16通りのコミュニケーションぐらいが限界でした。
では。