2010年代のベストパフォーマーは?

iPhoneでミソがついたアップルの株価を見てみました。


振り返れば、00年代はアップルの時代でしたね。00年の元旦にApple株を100万円購入していれば、800万円になっていた。軽自動車がレクサスになるキャピタルゲインでして、オグリキャップもびっくりなパフォーマンスでした。
00年はITバブル全盛期。01年以降の株価低迷で、APPLEも影響をうけるのですが、05年以降のリカバリは見事です。
NYダウが、リーマンショックもあって、ほぼトントンなのと比較すると、その跳躍力がわかります。
一方、GEの株価は伸び悩んでいます。00年、MBAのクラスでGEのジャック・ウェルチ会長が、ITに取り組む姿を学んだのを思い出します。当時としては、最も積極的にITをマネジメントに取り入れようとしていたと記憶していますが、それでも既存の大企業がITを時価総額拡大につなげるのは難しかったんですね。
00年代は、モバイル・デバイスの時代でした。有線でつながっていたインターネットが、無線になって町に出てきた。iPodが出てきた2001年は、PCから曲をiPodに取り入れて、街に持ち出していました。2007年にiPhoneが登場すると、音楽は直接端末に降ってくるようになりました。そして、今年iPadには本が降ってくるようになっている。
10年代は、どんな時代になるのでしょうか。今と同じ価格で通信速度が100倍になったら、どんなサービスができるのか考える必要があるんだと思います。その意味で、孫社長の光の道は、興味深いスピーチでした。夏休みの間に、あれこれ考えてみたいと思います。

では。