昭和83年度ひとり紅白歌合戦by桑田佳祐

12/2のライブを一部みました。久々に感動しました。曲目は、こちら
TVでは、芸人のカラオケ大会が乱造されるなか、まったく同じコトをやっているのに、正反対の評価をしてしまうのは、なぜなんでしょう。

最大の理由は、桑田さんの歌唱力。長崎は~Loveマシーンまで、自分の歌として歌えるというのは、本当にすごいことです。これができるのは、過去に似たような曲を自分で作っている(歌っている)からなんでしょうね。B’zでは、考えられません。改めて、桑田さんが、大衆とともに歩んできたのがわかりました。
意外だったのは、フォーク・ニューミュージックの選曲。

14.学生街の喫茶店(GARO)1972年
15.五番街のマリーへ(ペドロ&カプリシャス)1973年
16.心の旅(チューリップ)1973年
17.あの日にかえりたい(荒井由実)1975年
18.さよならをするために(ビリー・バン・バン)1972年

78年に勝手にシンドバッドしたサザン的には、この直前のフォーク→ニューミュージックから距離をおいてきたと思ってました。それだけに、ステージで歌いこなすというのは、新鮮でした。

バブル世代としては、アイドルの選曲が響きますね。SWEET MEMORIES、少女A、愚か者ですか。なるほど。
紅白みたいな全セグメントを追う歌番組は、もうないと思っていましたが、違いましたね。歌手の実力があれば、世代を超えて楽しむことはできるんですね。

では。