日経産業1/19(金)P.1にTim O’Reilly氏のインタビューが掲載されていました。印象に残ったコメントは、以下のとおりです。
Q:ウェブ2.0とは?
A:技術の話ではない。重要なのはビジネスモデルであり、どこで価値が生み出されているかだ。eBay、Amazon、Googleなど代表的な企業は、いずれも使う人(参加者)が増えれば増えるほどサービスの利便性や質が向上する『ネットワーク効果』を活用するのにたけている
ネットは当初、パソコンの付属品でしかなかったが、いまや価値を生み出す場shへと変わった。
10年後にはネットはあらゆるものの中心になっているだろう。だが我々は『ウェブ3.0』とは呼ばない。なぜなら次にくる変化は今あるエコシステムを超えるものになるはずだからだ。
注目している動きは、以下の3つ。
1.モノが発信するデータを基にしたサービス
2.リアルとバーチャルの融合
3.人工知能により近づいたサービス
1の例:ノルウィッチユニオン “Pay As You Drive“
2の例 Second Life, Google Earth
コンピュータ産業の歴史を振り返ると大きな変化は20?25年周期で訪れる。ネットワーク効果と広告収入に支えられたウェブ2.0のビジネスモデルは、少なくともあと10年は続く。だた、それと平行して全く予期しない方向から新しい変化が起きてくるだろう。個人的には次の波はモノ作りに関係する分野から生まれてくるのではないかと思っている。
ひとつひとつのトピックについて掘り下げたくなりますね。
では。