Franc francといえば、アリオ亀有に入っている店は、今後の日本のインテリア市場を占う上で、面白い店でした。
他のお店と違って、アリオ亀有のお店は、広いスペースを使って、様々なインテリアをおいています。かつ客層が、25?35歳の独身女性というわけではなく、家族連れが中心となっていました。
従来からのリフォームブームに加えて、イケアの日本参入が4月にあり、今年はインテリアを見直す年になりそうです。従来からの家具屋さんに加えて、周辺の企業からも、オシャレなインテリアの提案が相次ぐと思います。
フランフランは、とりあえず、ブランドを変えずに亀有に出店したわけですが、やっぱり、違和感がありますね。
第1に、価格競争力を支えるオペレーション・エクセレンスが感じられません。イケアを迎えて、本格的な価格競争が日本で始まった時に、対抗できるか。
第2に、インテリアでのブランドが十分に遡及していないこと。日用品としては、かなり浸透してきたと思いますが、家具はどうでしょう。もうちょっと東京で時間をかけるか、サブブランドを作る手はあると思います。
第3に、ファミリー層を取り込めていないこと。「娘」世代は取り込めていると思うので、娘→母→父ルートでブランドを浸透させる必要があると思いますが、少なくとも、亀有ではできていないように思います。
2006年は、放送業界とならんで、この業界が面白いですね。
では(^^)/^
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