慶応の池尾教授が、ダイヤモンド2005/8/6 P.27で、「資金の流れの変化について」という資料についてコメントしています。
6月1日に経済財政諮問会議で配布されたものなのですが、こうしてマクロにみてみると、日本の資金の流れがよくわかります。現在、家計は、870兆円の資金の出し手となっている。その内
510兆円が民間金融機関
350兆円が郵貯・簡保
10兆円が国債 に向かっている。
この民間金融機関に回ったお金の内、
100兆円だけが企業に向かい
280兆円が中央・地方政府に回っている。
郵貯・簡保に回った350兆円のうち
200兆円が、財政融資資金に向かい、
130兆円が、国債購入に向かう。
日本って、資本主義国家なんでしたっけ?
郵貯のありかたを考える時に、この図は、非常に参考になります。
では(^^)/^