sweet,bitter sweet ?YUMING BALLAD BEST
今年もあと1ヶ月となりました。ユーミンは、冬にあいますね。スウィート ビター スウィート は、2001年に発売された、松任谷由美のバラードベスト。彼女の才能があふれていた頃を思い出しました。
私ももうすぐ40になる身でして、同じ曲を10年かけて聴き続けるなんて経験ができるようになりました。長く聴いていると、シンプルなものへの共感が強まってきます。考え抜かれたアレンジや歌詞は、シンプルになるとでもいいましょうか。ユーミンのバラードは、その典型ですね。
収録されている曲は、74年の「やさしさに包まれたなら」から2001年の「幸せになるために」まで四半世紀の時間が経過しているのですが、同じ音がつながっています。Hello My Friendは、さびが終わったあとに「ソフトエクレぁ?」といいいたくなります(「まぶしい草野球」は入ってませんが)。
「ノーサイド」は、高杉さと美がカバーするみたいですね。歌い継がれる曲には、やっぱり理由があるものです。
彼女がデビューしてからは、トレンディドラマのように、普通の人には手の届かない、ちょっと上質でsweetな世界を描いてくれていたのですが、バブルが崩壊して、その苦味が出てきたところなんでしょうか。
では。