先日、中国経済の過熱ぶりを伝えるレポートをご紹介しましたが、同じ石平さんが、日本の戦国武将についてのエッセイを寄稿しています。
正論 2007年 08月号 P.328
東方人記
第3回 西洋人・信長、支那人・秀吉、日本人・家康
戦国の3武将を西洋人、支那人、日本人にたとえているのですが、よく書けてます。
比叡山の焼き討ちなど、自分の目的にそぐわないと思えば徹底的にたたく合理主義は西洋人に通じ、逆に合理的でないことがあっても「鳴くまで待つ」家康は、日本人というのはわかりやすいですね。
しかし、なるほどと思ったのは、秀吉を中国人にたとえたくだりでした。一瞬のヒラメキを大切にして、言葉巧みに仲間を説得するというのは、確かに合従連衡の時代を生き抜く中国人に通ずるところがありますね。
大河ドラマも、そろそろこの3人が出てくるのでしょうか。
では(^^)/^